『BBC』は「レスター・シティの会長が選手たちに優勝のボーナスとして贈ったBMW i8sは、多くの色が塗り替えられることになった」と報じた。

昨季驚きの優勝を果たしたレスター・シティ。会長のヴィチャイ・スリヴァダナプラブハ氏はそれに喜び、一台10万ポンド(およそ1274万円)を超える高級車BMW i8sを19台選手たちに提供したのである! もちろん、このカラーはチームを表す青であった。

ところが、この19台のうち、早くも7台の色が変わったという。それはカッティングシートで行われており、元の塗装面には影響を与えない形になっている。すでにジェフリー・シュルップは色をオールブラックに変更しているという。

それはなぜなのか? わざわざレスターのカラーを変えるのは、チームへの忠誠心が薄れているのか? 移籍の準備か?

――と穿った見方をしてしまうところだが、どうやら理由は全く違うようだ。

要するに、クラブの駐車場には全く同じ青のBMW i8sが(退団した選手を除いても)15台並ぶわけで、自分の車を見分けるのがそりゃあもう大変だったそうなのだ。

ジェフリー・シュルップと知り合いであるというマーロン・ヘアウッドは以下のように話し、レスターの駐車場事情を明かした。

マーロン・ヘアウッド

「彼らが色を変えたのは、すべてが全く同じ車が19台あったからだよ。自分の車をカスタマイズしたがった。

噂で聞いたところによれば、彼らは駐車場で自分の車を見つけられなくなって、忘れないようにしたという」

確かにレスター・シティの駐車場はまるで出荷待ち状態のようになっていそうである……。

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