『Sky Sports』は「バレンシアのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィ、デポルティーボ・ラ・コルーニャのFWルーカス・ペレスは、メディカルチェックのためにロンドンへ向かった」と報じた。
昨季から前線の層が不足しており、今季は守備陣の怪我人続出に悩まされているアーセナル。その穴を埋めるための補強はなかなか進まず、ここまで大きな批判を浴びてきた。
しかし、ここに来てついにアーセナルが新しい選手の獲得に近づいているようだ。一人は以前から報じられてきたシュコドラン・ムスタフィ。
バレンシアとの交渉はかなり一時難航しており、移籍金の問題で決裂したとも伝えられた。しかし、最終的には3500万ポンド(およそ44.6億円)で合意に至ったという。
ムスタフィに関してはバレンシアのパコ・アジェスタラン監督もエイバル戦を前に「今のオファーはかなりのものだ」と話しており、デポルティーボ・ラ・コルーニャのDFシジネイを狙っているとも。
そしてもう一人のルーカス・ペレスは、かつてアトレティコ・マドリーの下部組織にも所属していたことがある27歳のストライカーだ。
プロとしてはウクライナ、ギリシャでプレーしてきたという珍しいキャリアを持っており、昨季デポルティーボ・ラ・コルーニャで17ゴールを決めてようやくブレイクした遅咲きである。
アーセナルは彼の契約解除条項満額にあたる1710万ポンド(およそ21.8億円)を支払い、クラブ間での合意を取り付けたという。
すでにデポルティーボ・ラ・コルーニャからはベティス戦に帯同しないことを発表されており、アーセナル移籍は間近ではないかと言われている。
アーセン・ヴェンゲル監督も以下のように話し、新たな選手が来ることはほぼ確実であると語った。
アーセン・ヴェンゲル
「我々はウィンドウが閉じる前に誰かを獲得するか?私は99%確信している。最後の日までにすべての取引が行われることを望んでいるよ」