J1のセカンドステージで首位を走る川崎フロンターレ。
リオ五輪出場のため大島僚太を欠いてはいるがここまで無敗を続けており、18得点は全チーム最多だ。
6日、ホームの等々力陸上競技場でヴァンフォーレ甲府に4-0と快勝し中村憲剛は3点目のゴールを演出したのだが、得点には絡まないところでも素晴らしいスルーパスを見せた。
0-0で迎えた20分、大久保嘉人からアタッキングサードでパスを受け取った中村はルックアップすると、大塚翔平へ向け浮いたスルーパス!
甲府のラインはほぼ平行であり綻びはないように見えたのだが、大塚の動き出しをしっかりと見てパスを通した。
受けての大塚もこれにピンポイントでしっかりと合わせファーサイドに運んだのだが、これはGK河田晃兵の好セーブに防がれている。
ちなみにこの中村、直前の18分にも見事なパスを見せている。
利き足ではない左足でこのパス!
名古屋戦で負傷し離脱を強いられていた中村だが、復帰後も好パフォーマンスを維持している。