先日シャルケはセビージャからスペイン人DFコケを獲得した。契約は3年で、背番号は愛着のある23に決まっている。

セビージャには5シーズン在籍しキャプテンも務めたコケは1987年生まれの29歳。ポジションは右サイドバックで、1歳年下の内田篤人らとレギュラーの座を争うことになるはずだ。

そのコケはセビージャでの退団会見で涙を見せていた。

隣にはスポーツディレクターのモンチ氏、そして目の前にはセビージャの選手たちも大勢駆けつけていた。そのなかで、コケはこう語ったそうだ。

コケ(セビージャDF)

「フットボーラーとしての人生は短い。シャルケへ去らなければならないと感じた。

だが、あまりにも難しいよ」

「あなたたち、私の子供、そして兄弟たちに、こう言える。

僕らが仲間としてロッカールームで作り出した価値、雰囲気の良さ、誠実さが消えることはないと」

また、自らの気持ちは常にセビージャとともにあるということも述べていた。選手として充実した日々を送ったセビージャへの思い入れはかなり強かったようだ。

なお、EL3連覇を達成したセビージャだが、コケのほかにもウナイ・エメリ監督(→PSG)、グジェゴシュ・クリホヴィアク(→PSG)、エベル・バネガ(→インテル)、ケヴィン・ガメイロ(→アトレティコ・マドリー)、ホセ・アントニオ・レジェス(未定)ら主力が退団しており、転換期を迎えつつある。

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