『All Nigeria Soccer』は「タイ・アカデミーのオーナーであるケネディ・エゼンワーは、FWケレチ・イヘアナチョの契約にセル・オン条項が入っていると明かした」と報じた。

セル・オン条項とは、その選手がどこかのクラブへ移籍した際、その違約金の一部を他のクラブ、あるいは代理人や選手などに支払うという約束だ。

現在マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されているポール・ポグバにもその条件が入っていることが知られている。

彼の場合はミーノ・ライオラ代理人におよそ20%程度が支払われるものと考えられており、それが両クラブの取引の障害になっているとも。

そして、マンチェスター・シティに所属している19歳の新鋭FWケレチ・イヘアナチョの契約にもそれが含まれているという。

2015年1月にユヴェントス、ストーク、PAOK、ハンブルガー、ポルトなどとの競争を制して、35万ポンド(およそ4640万円)でマンチェスター・シティが獲得にこぎつけたイヘアナチョ。

現在の価格はおよそ2000万ポンド(およそ26.5億円)程度になっていると考えられているが、もしどこかのクラブが購入した場合、20%が他へと支払われる約束になっているようだ。

ケネディ・エゼンワー

「20%のセル・オン条項が、ケレチ・イヘアナチョの契約には入っている。マンチェスター・シティはそれを求めなかったが、私は代理人にそれを含めるよう言った。

我々は、彼がマンチェスター・シティに移籍する前のトレーニングにおいて余分なお金を支払っているのだ」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介