『La Repubblica』は「イタリア・セリエAのナポリは、ミランからコロンビア代表FWカルロス・バッカの引き抜きに動いている」と報じた。
記事によれば、ナポリはバッカの引き入れに向けて2000万ユーロ(およそ23.2億円)の移籍金に加え、モロッコ代表MFオマル・エル・カドゥーリの譲渡も提示するという。
先日、ミランのアメリカツアーから漏れてしまったカルロス・バッカ。クラブからは「移籍とは関係ない」と伝えられているが、モンテッラ新監督のプランにないという噂もある。
彼にはウェストハム・ユナイテッドが最も熱心に提示を送っていると言われているが、バッカ自身は古巣セビージャなどスペインを希望しているとも。その理由としては、ウェストハムにチャンピオンズリーグの出場権がないからだとも。
しかし、ここに来て本腰を入れてきたのがナポリであるという。
先日報じられていたゴンサロ・イグアインのユヴェントス移籍話が再浮上しており、加えてマノロ・ガッビャディーニも退団の可能性がある。
前者は9470万ユーロ(およそ110億円)、後者は2500万ユーロ(およそ29億円)の価格が付いており、売却した場合にも大きな収入にはなる。
そこでナポリはミランでの実績を持つバッカの獲得に関心を抱いているとのことだ。ナポリは今季チャンピオンズリーグに出場するため、バッカを説得できる可能性はあると考えられている。