2人の退場者を出し9人になったチームが勝つという珍事が、アメリカのMLSで起きた。それが起きたのは、サンノゼ・アースクエイクス対トロントFC戦。

先制したホームのアースクエイクスだったが、その後MFが一発退場となったこともあり同点に追いつかれる。そして、1-1で迎えた後半立ち上がりには…。

トロントの遠藤翼へのタックルで、パナマ人MFアルベルト・キンテーロが一発退場。これで、アースクエイクスは退場者が2人となり9人で戦うはめに…。

残りは30分以上もあり、アースクエイクスは圧倒的不利に思われたが、なんと勝ち越しゴールをゲット!

これが決勝点となり、アースクエイクスが2-1で勝利してしまったのだ。

決勝ゴールを決めてヒーローになったジャマイカ人MFサイモン・ドーキンスは「2人がいなくなり、あまりチャンスはないだろうと思っていた。(あの瞬間は)やれるかもしれないと感じて枠に打ったんだ。起きることは予想もしていなかったよ」とその喜びを語っていた。

一方、9人相手に負けてしまったトロント。遠藤も「僕らはこれ(敗戦)から学ばなければならない。次戦に集中するよ」とうなだれていた。

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