『Inside』は「Under Armourは、中国の福建省人民裁判所において知的財産権訴訟の手続きを進めている」と報じた。
近年サッカー界に進出しているUnder Armour。日本でもこのところ広く商品を展開しており、スポーツファンにはお馴染みのブランドとなっている。
そのロゴマークはUとAを縦に重ねたもので、もちろんこれもスポーツファンならば一目でわかるものだ。
The Under Armour logo looks like something you'd see on fingerless weightlifting gloves and Tap Out tank tops. pic.twitter.com/sTNoOZoFUS
— Rikesh (@rickkhanna) 2016年6月20日
そんな新進気鋭の企業に対し、中国では先日Uncle Martianというフットウェアの企業がこのようなロゴを発表して挑戦的な態度を取った。
Uncle Martian plagia el logo de Under Armour https://t.co/6TYnxdOcwU BY #blogvecindad📚 pic.twitter.com/Ilg82oU7Xk
— David Bermea (@SoyDavidBermea) 2016年5月8日
当然ながらこれに対しては様々な方面から様々な批判が出ており、Under Armourも早い段階から法的措置に出ることを明らかにしていた。
そして今回の報告によれば、ついにUnder Armourが実際の訴訟手続きを行い、Uncle Martianに対して1億元(およそ15.8億円)の損害賠償を求めているとのことだ。
すでにUnder Armourは中国商標局にロゴを登録しており、Uncle Martian側はその登録商標を停止されているとのこと。そのため、この訴訟は勝利できる可能性が高いという。