『BBC』は「ナイジェリア五輪代表監督を務めているサムソン・シアシア氏は、アレックス・イウォビがクラブに残ることを理解すると話した」と報じた。
先日発表されたナイジェリア五輪代表の暫定メンバー。35名の中にはアレックス・イウォビやケレチ・イヘアナチョといった有力選手も入っていた。
[Qoly] 日本と戦うナイジェリア、五輪の暫定メンバー発表!プレミアから5人(2016/6/24) https://t.co/OgtnQHJuOC
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月24日
しかし先日ケレチ・イヘアナチョが「出場はクラブ次第」と明言し、他にも多くの選手が五輪への参加を危ぶまれている状況にある。
さらに現在アーセナルのアレックス・イウォビもクラブ側が放出を拒否していると報じられており、状況が心配されている。
アメリカでキャンプを行っているナイジェリア五輪代表のサムソン・シアシア監督はインタビューで以下のように話し、アレックス・イウォビについての問題は持っていないと明言。欠場も理解すると語った。
サムソン・シアシア
「息子のように愛している男がいないからといって、そこに問題はないよ。
思うに、メディアにいる一部の人々がセンセーショナルな話題を作ることを愛しているだけなんだろう。
彼(アレックス・イウォビ)は賢く、情熱的で、熱心で、そして決意のある男だ。
しかし、五輪がFIFAのトーナメントではないという事実は、アーセナルが彼を止める権利はあるということを意味するのだ。
アレックスは、アーセナルのファーストチームでポジションを確保できるチャンスを持っている。そして、もし今季それを成し遂げることが出来れば、五輪の金メダルより価値がある。
アーセナルは彼の給与を支払い、その動きを管理している。
アレックスがクラブレベルで成功し、成長することは、ナイジェリアがワールドカップ予選を戦ううえで大きな利益になる。
人々がアレックス・イウォビのことを忘れて、チームのことを本当に応援してくれるよう願っているよ」