イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは「FKウファからウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコを獲得した」と公式発表した。
詳しい条件については明らかになっていないが、契約期間については5年間になっていると考えられている。
Manchester City are pleased to announce the transfer of Ukrainian midfielder Oleksandr Zinchenko from FC Ufa. pic.twitter.com/9r2T0a0a0w
— Manchester City (@ManCity) 2016年7月4日
オレクサンドル・ヴォロディミロヴィーチ・ジンチェンコは1996年生まれの19歳。シャフタール・ドネツクのユースで育成された経験を持ち、昨年ロシアへと移籍したミッドフィルダーである。
ウクライナ各年代で選抜されてきたエリートであり、昨年10月にはスペイン戦でフル代表のデビューも飾る。
ルーマニア戦では初ゴールも決め、同国史上最年少記録を更新した。なお、それまでの保持者はあのアンドリー・シェフチェンコである。
現在行われているEURO2016でも3試合でプレーしており、ボルシア・ドルトムントなどからも関心を寄せられていたといわれるタレントだ。
マンチェスター・シティは今夏これまでイルカイ・ギュンドーアン(←ボルシア・ドルトムント)、ノリート(←セルタ)、アーロン・ムーイ(←メルボルン・シティ)を獲得しており、これで4人目の補強となる。ユースに行ったスイスU-18代表FWロレンソ・ゴンサレスを入れれば5人目だ。
なお、FKウファは公式サイトで「マンチェスター・シティとの長期的パートナーシップに合意した」と伝えており、今後も何らかの協力関係が続いていく可能性が高い。