EURO2016、イタリアはPK戦の末にドイツに屈し、ベスト8での敗退が決まった。

歴史に残る激闘となった一戦では、こんなプレーも話題になっている。

トーマス・ミュラーがフェイントから完璧なシュートを放つも、イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィが、神憑り的クリア!

進行方向とは逆に飛んできたボールになんとか体を残して、つま先でタッチ!これはお見事。

このクリアを含め魂のこもったプレーを続けたイタリアを上回り、準決勝に進出したドイツ。指揮官はこう激闘を振り返っていた。

ヨアヒム・レーフ(ドイツ代表監督)

「最後のシュートの瞬間まで、ドラマチックな試合だった。

芯の通ったイタリアは強く、我々は彼らを退けた。

彼らの3バックについて我々は話し合った。チームを少しだけいじる必要があった。

イタリアはスロバキアとは異なる。中央に2人のアタッカーと2人のウィング、彼らがピッチの高いところでプレーする。

彼らと4対4でやり合うのはあまりに危険だ。

彼らはウィングが中央に入ってくる。それを放っておこうとすると、深いところから走り込んでくる。

それは予想していたが、彼らはうまくやった。

スペイン戦の直後、こうやってプレーするというのが最初に思う浮かんだことだった」

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