MLSトロントFCは、11歳の少年マーフィー・マローンくんと1日だけの限定契約を結んだと発表した。

シアトル・サウンダース戦に向けたチーム練習にも参加したマーフィーくん。

GMティム・ベスバチェンコはこう述べている。

ティム・ベスバチェンコ(トロントFC GM)

「我がチームのスカッドにマーフィー・マローンを加えることができて嬉しいです。

彼の経験、献身、そしてサッカーへの愛情。トロントFCは本当に感激しています。

彼は素晴らしい補強になると確信しています」

実はマーフィーくんは先天性の心疾患(大血管転位)を患っており、そのためこれまでに何度も手術を受けてきた。そんな彼はサッカーが大好きだそうで、入院中もずっとトロントFCのユニフォームを着ていたそう。そのことが関心を呼び、クラブがこの機会を与えたとも伝えられている。

夢はサッカー選手だというマーフィーくん。練習参加に「とても楽しかった。本当にチームの(一員)に感じたよ」と語っていた。また、グレッグ・ヴァニー監督も「マーフィーは素晴らしかったね」とコメントしていた。

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