『Gazzetta dello Sport』は「ACミランは、7月7日までに中国系コンソーシアムへの株式売却の予備取引を完了させる」と報じた。

先日から中国系コンソーシアムとの間でクラブを売却するための交渉を行ってきたミラン。

しかし、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長が心臓の問題で倒れてしまったためにそれが遅れ、優先交渉権の期限は過ぎてしまった。

だが、すでにベルルスコーニ氏はフィニンヴェストの方に交渉を任せているとのことで、大きな問題には至っていないようだ。

そして、それは現在徐々に進められており、7月7日までには予備的な取引を行う予定であるという。

その際に中国系コンソーシアムからミランに注入されるのは1億ユーロ(およそ112.6億円)であるとのことで、これだけでも大きな補強費になりそうだ。

ベルルスコーニ会長はクリスティアン・ブロッキの留任を望んでいるようだが、中国系コンソーシアムはフランク・デ・ブールなどの外国人監督就任を希望しているとのことだ。

なお、中国系コンソーシアムは2020年までの間に4億ユーロ(およそ450.5億円)の投資を行う予定であると伝えられている。

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