『Il Messaggero』は「イタリア・セリエAのラツィオは、ベンフィカのブラジル人DFジャルデウの獲得に近づいている」と報じた。

ジャルデウ・ニヴァウド・ヴィエイラ、通称“ジャルデウ“は1986年生まれの30歳。

2002〜2004年を過ごしたアヴァイー時代に留学中の瀬戸貴幸選手(アストラ)と同僚だったことで知られる大型センターバックだ。

ブラジル国内では比較的無名であったが、2009年に移籍したエストリウ(ポルトガル二部)で活躍を見せ、オリャネンセを経てベンフィカにステップアップした。

192cmという身長を生かした圧倒的な空中戦の強さがあり、それでいてスピードも備えているという才能豊かな選手で、時に見せる荒っぽさも特徴である。

数年間ベンフィカではバックアップという立場であったが、この2年間はレギュラーとしてプレーしており、アラサーになってから再びブレイクを果たしている。

ラツィオは彼の獲得に対して650万ユーロ(およそ7.6億円)+ボーナス100万ユーロ(およそ1.2億円)という条件を提示しているという。

ベンフィカの希望価格は750万ユーロ(およそ8.7億円)であり、多少差はあるがほぼ問題のない状況になっているとのこと。

なお、給与については年150万ユーロ(およそ1.7億円)が提示されており、ジャルデウも個人的な条件には合意に近づいているようだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介