EURO2016 グループD、スペインはトルコを3-0で撃破し、決勝トーナメント進出を決めた。

まさに相手を圧倒したスペイン。アルバロ・モラタの3点目は、実に20本以上のパスをつないだ末に奪ったものであった。

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自陣内最深部から細かくつなぎつつ、相手に何もさせないままにゴールを奪ってしまった…。そのなかでも、随所でアクセントをつけるアンドレス・イニエスタが見事である。

この日のスペインのパス成功率は92％、シュート数も18と試合を完全に“支配”していた。

トルコ代表MFヌリ・シャヒンは「スペイン相手にスコアを変えることは難しい。彼らは長い時間、ボールをキープできるからね」とコメント。また、ファティ・テリム監督も「スペインはスペシャルなチーム。3点目の後は、心が折れてしまった。スペイン相手に1つ失点しても悲観的になるべきじゃない。だが、2点目でかなり厳しくなってしまった」と脱帽していたという。

一方、“らしい”形で勝利を掴んだスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は「最初の目標に達することができた。いいパフォーマンスだったし、90分間コントロールできた」などと述べていた。スペインはクロアチアと、トルコはチェコと第3戦を戦う。

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