コパ・アメリカ・センテナリオのグループステージ初戦で、前回王者チリを2-1で下したアルゼンチン

負傷のメッシが欠場するなかアンヘル・ディ・マリア、エベル・バネガのコンビで2ゴールを奪ったが、先制ゴールの直後にこんなことがあった。

チームメイトのそばに駆け寄り、スタッフに渡されたTシャツをテレビカメラと天に掲げるディ・マリア。そこには「おばあちゃんがいなくなってとても寂しいよ」というメッセージが書かれていた。

その後、バネガの2点目のゴールも演出しチームを勝利に導いたディ・マリアは試合後、前日、母方の祖母が亡くなったことを涙ながらに明かした。

祖母を想い言葉を詰まらせるディ・マリア

愛する祖母の訃報に試合を欠場する選択肢もあったという。しかし、

「私が(アルゼンチン)代表でプレーすることは彼女の誇りだったので、プレーしたかった。それに母も私がチームメイトと一緒にプレーし、勝利するように望んだんだ。私はこの試合でゴールのチャンスがあることは分かっていたよ」

と気丈に振る舞い、ゴールと勝利を愛する祖母に捧げた。

ディ・マリアと在りし日の祖母

1ゴール1アシストのディ・マリアはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

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