EURO2016の開幕を直前に控え、出場各国はテストマッチを組みながら最終調整を行っている。

2日、ウェンブリーではイングランド対ポルトガルの一戦が開催された。

マンチェスター・ユナイテッドの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョも観戦に訪れたこの試合。

ともに優勝を目指す強豪国であり、本戦向けた貴重な実践の機会となるはずだったのだが…前半35分に親善試合とは思えぬ危険なプレーが飛び出した。


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ポルトガル代表DFブルーノ・アウヴェスがハイキックを見せ、これがハリー・ケインの頭を直撃したのだ。

ブルーノ・アウヴェスはポルトやゼニトで活躍した経験あるDFで、驚異の身体能力を誇るワイルドなセンターバックだ。この試合では37歳のリカルド・カルヴァーリョとともにセンターバックを組んでいたのだが、このプレーによってレッドカードを提示され一発退場となった。

確かに危険なプレーではあるが、親善試合であることを考えるとイエローカードで済ませても良かった気がするが、レッドを出さざるをえないくらい危険なプレーであったとも言える。

この退場により、ポルトガルの残り時間を10人でプレーしなければならず、フェルナンド・サントス監督にとってもテストプランの変更を強いられることとなった。

ケインに大きな怪我がなかったことは不幸中の幸いだが、ブルーノ・アウヴェスが34歳ということを考えると、少し不必要なプレーであったかもしれない。

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