『Mediatiempo』など各メディアは「オリンピアコスに所属しているメキシコ代表FWアラン・プリードが誘拐された」と報じた。
Confirmada la privación ilegal de la libertad del futbolista Alan Pulido en Cd Victoria, Tamaulipas #TelediarioFindeSemana
— Azucena Uresti (@azucenau) 2016年5月29日
アラン・プリードは1991年生まれの25歳。ティグレスで長く活躍した後、2014年にレヴァディアコスへと移籍し、昨年オリンピアコスへとステップアップしたストライカーだ。
メキシコ代表としては2011年のコパ・アメリカ、2014年ワールドカップにも出場。同国有数の点取り屋として知られている。
彼は2015-16シーズンの終了ととともにメキシコに戻り、シウダー・ビクトリアにある自宅に帰っていた。
しかし、地元で行われたパーティで彼女のイリア・ナサラスとともに誘拐されてしまったとのこと。アラン・プリードは土曜19時にそこへ向かい、23時半頃に帰宅するために車に乗り込んだ。その道中でトラックの襲撃を受け、犯人に車から降ろされた上で拉致されたようだ。
犯人は6名の覆面を被った男性であったとのことで、妊娠5ヶ月のイリア・ナサラスはその後無傷で開放されているという。
アラン・プリードの兄であるアルマンド・プリードも取材に対して「誘拐されたのは事実」と確認しているとのことで、現在地元警察や治安部隊が捜査を続けている。
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