いよいよキックオフの時が迫ってきた、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝。
この舞台でレアル・マドリーとアトレティコ・マドリーが激突するのは2年ぶりのこと。前回はレアル・マドリーが4-1と勝利しており、通算10度目となる欧州制覇を成し遂げた。
世界が注目する一戦は、日本時間29日(日)午前3時45分キックオフだ。
そんな今季のCL決勝だが、マドリーの指揮官ジネディーヌ・ジダンにはある記録がかかっているのだという。
それは、「選手と監督の両方でCL優勝」というものだ。
UEFAによれば、旧チャンピオンズカップ時代を遡っても、選手と監督の両方で優勝を果たした人物はわずか6人しかいないという。その顔ぶれは以下の通り。
・ミゲル・ムニョス
(選手、監督としてレアル・マドリーで優勝)
・ジョヴァンニ・トラパットーニ
(選手としてはミランで、監督としてユヴェントスで優勝)
・ヨハン・クライフ
(選手としてはアヤックスで、監督としてはバルセロナで優勝)
・カルロ・アンチェロッティ
(選手としてはミランで、監督としてはミランとレアル・マドリーで優勝)
・フランク・ライカールト
(選手としてはミランとアヤックスで、監督としてはバルセロナで優勝)
・ジョゼップ・グアルディオラ
(選手、監督としてバルセロナで優勝)
仮にジダンが監督としてビッグイヤーを獲得すれば、史上7人目の快挙である。
選手時代、ジダンは2001-02シーズンに優勝を経験している。
Simeone: "I have a lot of memories from my time in Milan - the stage [Stadio San Siro] is spectacular." #UCLfinal pic.twitter.com/kdNFeCfe3W
— Champions League (@ChampionsLeague) 2016年5月26日
ちなみに、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督はインテル時代にUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリ-グ)、ラツィオ時代にUEFAスーパーカップをそれぞれ制しているが、選手としてCLのタイトルには縁がなかった。