52試合59得点――。
ルイス・スアレスにとってのバルセロナでの2年目は、驚異的なまでにゴールを量産したシーズンとなった。
🎥🔊 “He is very calm, but also a joker." Which teammate is Luis Suárez referring to? https://t.co/DyMEhG36wx pic.twitter.com/O4QdCOf898
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016年5月19日
リーガ最終節のグラナダ戦でハットトリックを決めたスアレスはリーグ戦でのゴール数を「40」とし、見事“ピチーチ”に輝く。これにより欧州ゴールデンシュー賞の受賞も確実となり、キャリアで最もゴールを記録したシーズンとなった。
スアレスはこの後セビージャとのコパ・デル・レイ決勝を残しているが、仮にこの試合で得点をあげれば1シーズン通算60ゴールという偉業を達成する。
そんなスアレスはアヤックスからリヴァプールへと移籍し、昨夏バルセロナへとやって来た。
なかでもプレミアリーグへの挑戦は大きな決断となったのだが、それを後押ししたのは同じ南米出身ストライカーの活躍であったようだ。
ルイス・スアレス(バルセロナ)
「アヤックスでプレーしていた時、プレミアリーグでプレーしてみたいという気を起こさせたのはカルロス・テベスだった。
彼を見て思ったんだ。“カルリートス”にできるなら、私にもできるってね。
どんなDFと比べても彼はずっと小さかったよ」
スアレスがリヴァプールへと移籍したのは2011年1月のこと。
当時テベスはマンチェスター・シティでプレーしており、加入初年度の2009-10シーズンには得点ランキングで4位となる23ゴールをあげていた。