スペインサッカー協会は、代表監督を務めているビセンテ・デル・ボスケ氏のコメントを発表した。

昨日発表されたスペイン代表チーム。EURO2016に向けたメンバーの中にはフアン・マタやパコ・アルカセル、ジエゴ・コスタ、フェルナンド・トーレスなどの名前がなかった。

幾つかの驚きを与えた選考について、デル・ボスケ監督は以下のように語った。ただ、ジエゴ・コスタについては言及せず、他の選手と同じくフィットネスの問題と示唆している。

ビセンテ・デル・ボスケ

「我々はすべての状況を評価した。原則的に、我々は最高の状態にない選手による負担を抱える必要はない。ルーカス・バスケスとダビド・シルバは怪我を抱えているがね。

話さなければならないのは一つだけ。セルヒオ・アセンホのことだ。彼のフィジカルコンディションのことを伝えよう。

彼は、私に『幸せだ』と話した。リザーブのリストに入ったことは、報酬のようなものだと。

私は少し心を痛めている。彼はメンバーに加わるに値する選手であるが、最終的にはそうすることができなかった。

もしサンティ・カソルラとパコ・アルカセルを入れたとすれば、誰か二人を外さなければならない。彼らはここに来るために途方もない努力をしてきた。

カソルラは怪我で5ヶ月間離脱してきた。我々は彼を信じているが、ベストコンディションにある選手を探しているのだ。

マリオ・ガスパール、そしてフアン・マタを外したことも心苦しい。しかし、我々は決断を下さなければならないのだ。何らかの迷いがあった時には、『最も実用的なものは何か?』と考える。

誰をストライカーとして起用するかについては、今考える必要はない。このメンバーであるというだけで、試合以前の構想はない。

フェルナンド・トーレスについて? 彼は常にチャンスが有った。我々は、チームのベストを考えて選んだ。

そのメンバーについても複雑で、そして難しかった。しかし、私はいつもこのような状況を経験してきた。メンバーを選ぶとき、常にそのように考えてきたのだ」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介