シーズンも最終盤に差し掛かり、各紙で話題となっているのが有名選手の去就だ。

ビッグクラブへとキャリアアップを果たす選手もいれば、長年プレーしてきたクラブを離れることになる選手もいる。

8日に行われたレアル・マドリー対バレンシア戦では、DFアルバロ・アルベロアがサンティアゴ・ベルナベウでの最後のプレーになるということでお別れのセレモニーが行われていた。

欧州のサッカーシーンにおいては、この時期は別れの季節でもあるのだ。

そんななか、今季限りで現役を引退するのではないかと囁かれる選手もいる。今回は、この夏で引退してしまうかもしれない5人のサッカー選手を見ていこう。

※2016年5月9日現在
※あくまで引退が囁かれている選手

フランチェスコ・トッティ(ローマ/ITA)


生年月日:1976/09/27 (39歳)
現クラブとの契約:2016年6月まで

すでに大きく報じられているトッティの引退説。今季は度重なる負傷から出場機会を激減させており、ルチアーノ・スパレッティ監督との不仲もその一因ではないかと噂されてきた。しかし、シーズンの最終盤に圧巻のパフォーマンスを披露しており、4月に入ってからはセリエAで6試合に出場し4ゴール2アシスト。そうした活躍もあってか、『Corriere dello Sport』はトッティの契約延長を報じるようになった

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