9日、元ブラジル代表FWリヴァウドは自身の『Instagram』で「リオ五輪には来るな」と投稿した。
先週末、リオ・デ・ジャネイロで17歳の少女が殺害されるという事件が発生し、市民に大きな衝撃を与えている。
アネムスティ・インターナショナルは先月リオ・デ・ジャネイロのファベーラ(スラム街)で11名もの人物が警察との抗争によって死亡しており、昨年は307名もの人間が警察との対立で殺されていると発表した。
ブラジルでは、それに加えてジカ熱、水質汚濁、景気の後退、ルセフ大統領の支持率低下など多くの問題が発生している。
リヴァウドは殺害された女性の写真と共に以下のようなコメントを掲載し、五輪でブラジルに来ることは辞めた方が良いと忠告した。
リヴァウド
「リオ・デ・ジャネイロの犯罪者たちが、17歳の少女を殺した。
ここでの物事は、日に日に悪くなっている。私は、リオ五輪のためにブラジルへと行こうとしている全ての人々にアドバイスしたい。その国に残っていた方が良いと。
あなたは、ここで命を危険に晒すことになる。公立の病院の状況、あるいはブラジルの政治的な混乱を除いたとしてもだ。
我々ブラジルの状況を変化させられるのは、神様だけだ」