かつて、ローマやベティスでプレーした元ブラジル代表MFマルコス・アスンソン。
39歳となった今季もブラジル2部サンパイア・コヘイアでプレーしていたのだが、このほど現役引退を発表した。
Com dores, Marcos Assunção perde prazer de jogar e se aposenta - https://t.co/l4ZhN1hUdl pic.twitter.com/f0u6kjlPqZ
— Mundo ESPN (@ESPNagora) 2016年5月11日
マルコス・アスンソンは1976年7月25日生まれの39歳。
ピッチの真ん中でバランスを取るボランチで、ベティス時代にはホアキン・サンチェスやデニウソンとともにリーガで旋風を巻き起こし、2004-05シーズンにはコパ・デル・レイを制している。
代名詞はなんといってもフリーキックで、ワンステップから繰り出されストンと落ちるボールはまさに“魔球”。
ベティス時代には、1試合でゴールポストとクロスバーに3度も当てるという離れ業をやってのけたことでも知られるフリーキック職人だ。
ベティスを退団してからはアル・アインとアル・シャバブといったUAEのクラブを経てブラジルへ帰国。その後はパウメイラスなどブラジルの複数クラブを渡り歩いたマルコス・アスンソン。
『ESPN』によれば、「心はまだプレーしたいと言っているが、体がそれを許さないんだ。悲しい決断だね」と引退の理由をコメントしたという。