MLSレアル・ソルトレイク対ヒューストン・ダイナモ戦で、こんなシーンがあった。
レアル・ソルトレイクのGKニック・リマンドは、至近距離からのシュートをなんと顔面でセーブ!直前のシュートにもしっかり触れており、鬼気迫るダブルセーブでゴールを死守してみせた。
試合はレアル・ソルトレイクが2-1で勝利したのだが、やはり話題になったのはこの『顔面セーブ』。
同僚FWジョーダン・アレンは「言葉がないよ、凄かった。でもあれがニック・リマンドなのさ」、DFトニー・ベルトランも「もはや驚かないね。ニックは凄い。このリーグでこれまでもこれからも最も偉大なGKさ」と褒めちぎっていた。
一方、36歳のベテラン守護神はダブルセーブのシーンをこう振り返っている。
ニック・リマンド(レアル・ソルトレイクGK)
「クロスが入った際、相手がシュートを打つだろうことは分かった。
俺の本能が、ファーポストに来るだろうって囁いたのさ。
俺は構えて指でそれに触れ、ポストに当たった。
(こばれ球に詰められたところでは)できるだけ自分のことを大きく見せようとしただけさ」
ちなみに、彼の身長は178cmとGKとしてはかなり小柄である。