3日に行われたCL準決勝2ndレグは、バイエルンが2-1とアトレティコ・マドリーに勝利。
しかしアグリゲートスコアは2-2となり、アウェイゴール方式によりアトレティコが決勝に歩を進めている。
そんなこのゲームで存在感を放ったのが、今季のリーグ戦で23度もクリーンシートを達成しているGKヤン・オブラクだ。
1 of the stars tonight for @atletienglish was Jan Oblak. Read about his rise to the top https://t.co/rK3BETyR3g #UCL pic.twitter.com/9KzgFlGw3w
— Champions League (@ChampionsLeague) 2016年5月3日
12本もの枠内シュートを放たれながらもオブラクは失点を「2」に抑え、チームの勝ち抜けに大きく貢献。
特に終盤にはバイエルンの猛攻にあったのだが、安定感あるセービングでそのほとんどを防いでみせた。
なかでも圧巻だったのはコレ。
アグリゲートスコア2-2で迎えた89分、シャビ・アロンソのコーナーキックをアトレティコの選手がヘディングでクリア。
するとこのこぼれ球をダヴィド・アラバがダイレクトで合わせミドルシュートを放つのだが、これがトマス・テイ・パテイに当たって軌道が変わる。
アラバのシュートを見て一度は右に重心を動かしたオブラクだったが、リフレクションを見ると即座に左側へと反応し、見事このボールを弾いてみせた。
Excellent reaction by (wrong footed) Oblak to parry away Alaba's deflected shot in 89th minute. pic.twitter.com/FtTFYVW65z
— Slovenian Football (@sloveniafooty) 2016年5月3日
これだけ体が右側に動いていれば反応できなくても仕方なさそうなのだが…流石はオブラク。最後までしっかりとボールの行方を見つめ、このピンチを凌いだのだった。