昨夜のマンチェスター・ユナイテッド戦を引き分け、優勝が先送りになったレスター。2位トッテナムの結果次第では明日にも優勝が決まることになるが、トッテナムがチェルシー戦に勝利すれば、自動的に優勝が決まる。

日本代表FW岡崎慎司が所属していることもあり、日本でも多くのファンがレスターの優勝を心待ちにしているが、英国紙『Telegraph』が「レスターが史上最低のプレミアリーグ王者になるかも?」という記事を掲載した。

記事によれば、プレミアリーグは1992-93シーズンよりスタートしたが、歴代王者と比べてレスターの得失点差が最も少ないのだという。

『Telegraph』が紹介する歴代王者の得失点差記録は以下の通り。

歴代プレミアリーグ王者の得失点差記録

  • 1993 マンチェスター・ユナイテッド +36
  • 1994 マンチェスター・ユナイテッド +42
  • 1995 ブラックバーン +41
  • 1996 マンチェスター・ユナイテッド +38
  • 1997 マンチェスター・ユナイテッド +32
  • 1998 アーセナル +35
  • 1999 マンチェスター・ユナイテッド +43
  • 2000 マンチェスター・ユナイテッド +52
  • 2001 マンチェスター・ユナイテッド +48
  • 2002 アーセナル +43
  • 2003 マンチェスター・ユナイテッド +40
  • 2004 アーセナル +47
  • 2005 チェルシー +57
  • 2006 チェルシー +50
  • 2007 マンチェスター・ユナイテッド +56
  • 2008 マンチェスター・ユナイテッド +58
  • 2009 マンチェスター・ユナイテッド +44
  • 2010 チェルシー +71
  • 2011 マンチェスター・ユナイテッド +41
  • 2012 マンチェスター・シティ +64
  • 2013 マンチェスター・ユナイテッド +43
  • 2014 マンチェスター・シティ +65
  • 2015 チェルシー +41

歴代王者で最も少ない得失点差で優勝しているのは、1996-97シーズンのマンチェスター・ユナイテッドの+32。最も多い得失点差で優勝したのは2009-10シーズンのチェルシー(+71)だ。

レスターの得失点差は35節消化時点で+30であり、36節を引き分けで終えたためこの数字は変わっていない。

トッテナムの試合結果に左右されるが、自力のみで優勝するために必要な勝ち点はあと2。残り2試合を引き分けてもレスターは優勝するため、+30で留まる可能性もある。

もちろん、2連勝、1勝1敗、2連敗という可能性もあるため、この数字は現時点のものである。しかし、このまま優勝を決めれば、「レスターが如何に勝負強かったか」を示す根拠となりそうだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介