昨年行われたU-21欧州選手権のファイナルで強豪ポルトガルを下し、初優勝を収めリオ五輪への切符を掴んだU-23スウェーデン代表。

先日行われた組み合わせ抽選会の結果、本戦では日本代表と顔を合わせることが決定した。ズラタン・イブラヒモヴィッチをオーバーエイジとして招集するのではないかという報道もあり、日本のファンとしてもちょっと気になる存在だ。

そんなU-23スウェーデン代表の主力選手が、衝撃の告白をしていた。

丸い童顔をしたこの選手は、フローニンゲンに所属するシモン・ティブリング。

高いドリブル能力を持つセントラルミッドフィールダーで、U-21欧州選手権では4試合に出場し、グループステージ第3節ポルトガル戦では値千金の同点ゴールをあげた。

ティブリングは21歳ながら、今季フローニンゲンでも30試合に出場している。この夏、リオ五輪で手倉森ジャパンとの対戦が濃厚なのだが、日本で生み出されたあるアニメがなければ今頃サッカーをやっていなかったようだ。

FIFA.comに掲載されていたインタビュー内容は以下の通り。

シモン・ティブリング(U-23スウェーデン代表)

「私は6歳の時、グローディンゲという小さなクラブでサッカーを始めた。

しかし、私はサッカーを全く楽しめなかったんだ。最初のトレーニングの後、サッカーを辞めたいと思った。

母は私にサッカーを続けるよう力説していたが、ある“取り引き”を差し出されるまで私はそれを望んではいなかった。

それは、『練習に行きなさい。そうしたらポケモンカードを2パック買ってあげるから』というものだった。

私はポケモンカードを集めていてね。それは私が納得してサッカーをし続けるには十分な約束だった」

「もしもポケモンカードがなかったら、間違いなくプロサッカー選手になっていることはなかったよ。本当さ」

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