昨年行われたU-21欧州選手権のファイナルで強豪ポルトガルを下し、初優勝を収めリオ五輪への切符を掴んだU-23スウェーデン代表。
先日行われた組み合わせ抽選会の結果、本戦では日本代表と顔を合わせることが決定した。ズラタン・イブラヒモヴィッチをオーバーエイジとして招集するのではないかという報道もあり、日本のファンとしてもちょっと気になる存在だ。
そんなU-23スウェーデン代表の主力選手が、衝撃の告白をしていた。
"Without Pokemon cards, I'd never have become a footballer"
We meet Sweden's @SimonTibblinghttps://t.co/CDx5IfC6Uu pic.twitter.com/VqmaPh8CQk
— FIFA.com (@FIFAcom) 2016年4月26日
丸い童顔をしたこの選手は、フローニンゲンに所属するシモン・ティブリング。
高いドリブル能力を持つセントラルミッドフィールダーで、U-21欧州選手権では4試合に出場し、グループステージ第3節ポルトガル戦では値千金の同点ゴールをあげた。
ティブリングは21歳ながら、今季フローニンゲンでも30試合に出場している。この夏、リオ五輪で手倉森ジャパンとの対戦が濃厚なのだが、日本で生み出されたあるアニメがなければ今頃サッカーをやっていなかったようだ。
FIFA.comに掲載されていたインタビュー内容は以下の通り。
シモン・ティブリング(U-23スウェーデン代表)
「私は6歳の時、グローディンゲという小さなクラブでサッカーを始めた。
しかし、私はサッカーを全く楽しめなかったんだ。最初のトレーニングの後、サッカーを辞めたいと思った。
母は私にサッカーを続けるよう力説していたが、ある“取り引き”を差し出されるまで私はそれを望んではいなかった。
それは、『練習に行きなさい。そうしたらポケモンカードを2パック買ってあげるから』というものだった。
私はポケモンカードを集めていてね。それは私が納得してサッカーをし続けるには十分な約束だった」
「もしもポケモンカードがなかったら、間違いなくプロサッカー選手になっていることはなかったよ。本当さ」