『Get West London』は「チェルシーのボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチが、クラブに欲しい選手を明かした」と報じた。
今季ストーク・シティから加入し、ティボー・クルトワの負傷時に長くゴールマウスを守ったベゴヴィッチ。低迷したチームに欲しい選手は、同じロンドンのクラブで活躍する彼であるらしい。
アスミル・ベゴヴィッチ
「僕はウェストハムのディミトリ・パイェットを獲得したいね。彼はファンタスティックな選手だ。ファンタスティックなタレントだ。可能なら契約したい人物だよ」
今季マルセイユからウェストハム・ユナイテッドにやってきたパイェットは、プレミアリーグ初年度で大活躍を見せている。9ゴールを決めたほか、アシストやセットプレーでも大きな貢献をした。
PFA最優秀選手賞の候補にもノミネートされ、ベストイレブンの一員に選出。数々の選手や評論家から絶賛されている。ベゴヴィッチが欲しがるのも無理はない。
しかし、ディミトリ・パイェットは今年2月にウェストハムとの契約を五年間延長することを決断した。給与も週12万5000ポンド(およそ1985万円)と高額になったと言われており、他のクラブには手が出しにくい存在にもなっている。
パイェット自身もインタビューに対して以下のように話しており、ウェストハムとの関係が強いことを明かしている。
もしチェルシーが獲得を狙ったとしても、そう易々とウェストハムが手放すことはなさそうだ。
ディミトリ・パイェット
「新契約は、経営陣からの信頼を表すものであり、僕も長い間このクラブに残りたいという希望を見せるものだった。全てが順調だ。この恋愛を続けていくよ。
間違いない。僕はこんなに早く適応できるとは思わなかったよ。幸いにして全てが良い形で進んだ。新しいクラブに適合するのは、常に複雑なものだけどね。
僕はここで非常に良い感覚を持っている。ここに残りたい」