リーガ34節、レアル・マドリーは難敵ビジャレアルを3-0で下した。クロアチア人MFルーカ・モドリッチは、チーム3点目となるゴールを決めるなど、79分間に渡りベルナベウのピッチで躍動した。

そのモドリッチはゴールだけでなく、圧巻のパス能力でチャンス選出する場面もあった。

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右サイドのダニーロへの展開と、ルーカス・バスケスへのクロスはともに得意とするアウトサイドを駆使したもの。相手に読ませない絶妙なタッチである。

特にダニーロへのボールは、ノーステップで蹴った魔法のようなアウトサイドパス。いくらコンパクトに守備陣形を整えていようとも、あのタイミングでこの精度のパスを出されては守りようがない。

さて、34節を終えてマドリーは現在3位。とはいえ、首位バルセロナとの勝ち点差は1で、得失点差的には一番優位でもある。モドリッチもこう意気込みを口にしていた。

ルーカ・モドリッチ(レアル・マドリーMF)

「僕らにはタイトルを争えるスカッドがある。

(ビジャレアル戦は)最初から素晴らしいプレーができた。いい3ゴールが獲れたし、他のチームにプレッシャーを掛け続けなければならない。

僕らは自分たちのことをやり続けなきゃいけないし、上位がしくじるかどうかを見る必要もある。

自分たちのやるべきことに集中しなければダメだよ」

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