イングランド7部に当たるイスミアン・プレミアリーグのメイドストーン・ユナイテッドは、「アカデミーに元スペイン代表MFガイスカ・メンディエタがゲストコーチとして参加した」と報じた。

かつてバレンシア、ラツィオ、バルセロナなどでプレーしたメンディエタ。2003年に移籍したミドルズブラで5シーズンを過ごし、イングランドで現役最後の生活を行っていた。

2008年に引退後は音楽のDJをやってみたりと色々な活動をしていたが、近年は指導者の道を志して勉強を進めており、今はUEFAのAライセンスを取得するための研修中だ。

そして、その研修の一環としてメイドストーン・ユナイテッドのアカデミーでコーチとして働くことになったようだ。ノンリーグの選手たちにとっては当然メンディエタは大スターであり、貴重な機会になっているという。

なお、写真を見ると(右端)、ちょっと気になることはないだろうか?

現役時代終盤の写真を見てみよう。

誰もが気付くだろうが毛が増えている!

それもそのはず、メンディエタは2010年と2013年に2度『Farjo Hair Institute』という病院で植毛手術を受けているのである!

実施したのはFUTと呼ばれる植毛方法。後頭部など毛が元気なところから移植毛を頭皮ごと切り取り、採取した髪を株分けし前頭部など必要な部分へ移し替える方法である。

補強した数は実に4873本。彼がラツィオに移籍した時の移籍金が4800万ユーロ(現在のレートでおよそ59億円)だったので、なんとも偶然とは思えない数字だ。

手術の効果は当該の病院のサイトで見ることが出来る。メンディエタとそのパートナーによる巧みな補強の模様はこちらからご参照のことを。

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