新シーズンに向け、チェルシーが新たな戦力の補強を検討しているようだ。

英国『Mail Online』によれば、MFラジャ・ナインゴランの獲得に向けてローマと交渉を行っているという。

ラジャ・ナインゴランは1988年生まれの27歳。

ベルギー国籍でありながらインドネシアにルーツを持ち、2014年にカリアリからローマに加入した。最大の武器は相手の攻撃を摘み取る守備力であるが、ハードすぎるタックルでこれまで相手選手に大怪我をさせたこともある。

そんなナインゴランについては新シーズンから監督に就任するアントニオ・コンテが獲得を望んでいるようで、そのプライオリティは1位であるそう。

未だ正式契約には至っていないものの、先週の金曜日、ローマのスポーツディレクターを務めるヴァルテル・サバティーニ氏の姿がスタンフォード・ブリッジで確認されており、ナインゴランの移籍に向けた話し合いが行われていると見られている。

報道されている移籍金は3000万ポンド(およそ45億6000万円)とかなり高額で、コンテ監督としては是が非でもスカッドに加えておきたいようだ。

チェルシーはこれまでローマDFコスタス・マノラスにも興味を抱いていたと報じられているが、コンテの中での優先順位は高くないようだ。

なお、仮にナインゴランをチェルシーに売却することになれば、ローマとしてはチェルシーからローンで選手を補強したい構えであるようで、ボルシアMGで修行中のDFアンドレアス・クリステンセンが候補であるという。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介