波乱の展開となった、UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝PSG対マンチェスター・シティ戦。
ズラタン・イブラヒモヴィッチのPKミスに始まり、フェルナンドの衝撃ミスやフェルナンジーニョの同点弾など、90分の間にいろんなことが起きたゲームだった(動画はこちらから)。
そんなこの試合はシティボールでキックオフとなったのだが、その直後にもこんなシーンがあった。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
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センターサークルから一度最終ラインまでボールを戻したシティは、ニコラス・オタメンディが前線へロングフィード。
するとここにセルヒオ・アグエロが走りこみエリア内に進入しようとするのだが、ダヴィド・ルイスが早々に倒しファウルを犯してしまう。
それはキックオフからわずか10秒後のことであった。ペナルティエリアそのわずか外側であったためPKこそ免れたが、PSGは早くもピンチを迎えることになった。
映像で見直してみるとロングパスが出た際、ダヴィド・ルイスはアグエロに背後を突かれている。さらにアグエロに簡単にかわされており、ちょっと軽い守備であった。
このプレーにより、ダヴィド・ルイスにはイエローカードが出された。英国『Sky Bet』によると、12秒でのイエローカードは2003-04シーズン以降最速のものであるという。
また、このプレーによってダヴィド・ルイスは2ndレグで出場停止になっている。PSGは2ndレグでゴールが必要なだけに、ビルドアップ能力を備えたダヴィド・ルイスの不在は痛手であろう。