『SportsNewsIRELAND』は「レアル・マドリーのブラジル代表MFカゼミロは、幼少期の厳しい生活を明かした」と報じた。
サン・ジョゼ・ドス・カンポスで生まれ、サンパウロの下部組織で育成された経験を持つカゼミロ。2013年にレアル・マドリーと契約し、後にFCポルトへのレンタル移籍で才能を開花させた。
それが評価されてレアル・マドリーに買い戻され、現在は貴重な守備の選手としてクラブの戦力となっている。
彼は土曜日に迎えるバルセロナとのエル・クラシコに向けてインタビューに応え、幼少期に経験した父との別離や厳しい生活、そして母への感謝を語った。
カゼミロ
「ブラジルでの僕の幼少期は、非常に厳しいもので、そしてとても難しかったんだ。
僕は母親を非常に誇りに思っている。彼女が自分のことをどう見ているかを気にしているし、母のことをいつも慮っている。
父親は、僕が3~4歳の時に我々から離れていったんだ。母親は清掃員で、あらゆる家で毎日働いていた。
僕がサッカーをプレーできたのは、母親がいつも働いてくれたからだ。それだけが理由なんだ。
いつも友人の家に泊まらなくてはならなかった。我々は車も何もなかったからね。さもなければ、チームの試合にいくこともできなかった。
近所は少し荒れてはいたけど、謙虚だったよ。母が借りた4部屋のアパート、キッチンとバスルームがある部屋で、我々はとても幸せだった。
僕は最初に受け取った給料で彼女に家を買ったんだ。それをよく覚えている。
彼女は、僕にただサッカーを楽しんでもらいたいとだけ思っていた。しかし、僕は彼女を助けたかったんだ。明らかにね」