『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのミランは、GKジャンルイージ・ドンナルンマを売却する可能性を検討している」と報じた。
今季16歳という若さでデビューを果たし、名門ACミランのゴールマウスを任されるようになったジャンルイージ・ドンナルンマ。
同じ名前を持つジャンルイージ・ブッフォンとも比較される天才ゴールキーパーであり、そのスキルは国際的に大きな関心を呼んでいると言われる。
バルセロナ、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドが彼の獲得を検討しているとも言われており、その噂は尽きない状況にある。
ミランはもちろん彼を売却することには前向きではないものの、問題になっているのはクラブの財政的な数字であるという。
夏のマーケットで収支のバランスを取るためには何らかの売却は必須の状況になると考えられており、クラブの中にはドンナルンマの売却によって資金を獲得するというアイデアもあるという。
その価格はおよそ4000万ユーロ(およそ50.5億円)。チャンピオンズリーグ出場権の獲得が厳しいミランにとっては大きな収入にはなるだろう。
これらのクラブはそれほどゴールキーパーに困っているという状況にはないため、4000万ユーロのオファーが来るかどうか自体が怪しいところではあるが・・・。
当然ながらミランは彼の残留に向けて動く予定であるが、その代わりとしてジェノアに所属している兄アントニオ・ドンナルンマの獲得も検討しているとのこと。