欧州シーズンの終盤で迎えた今回のインターナショナルマッチウィーク。

各クラブの監督としては選手の怪我が最大の懸念であったに違いないが、その悪夢が現実になってしまったプレーヤーがいた。

その選手とは、ストークGKジャック・バットランドである。

バットランドは1993年生まれの23歳。今季ストークでリーグ戦全31試合に出場しており、10度のクリーンシートを達成するだけでなく、現時点でのプレミアリーグにおけるGKのセーブ数ランキングでトップの数値を記録している。

1位:ジャック・バットランド(ストーク)
セーブ数:103

2位:エウレリョ・ゴメス(ワトフォード)
セーブ数:96

3位:ウカシュ・ファビアンスキ(スウォンジー)
セーブ数:94

そんなバットランドは26日に行われたドイツ対イングランド戦に先発出場。

前半途中、ボールを蹴った際に足を痛め途中交代となっていた。

この負傷より、バットランドは病院でスキャンを受けたのだが、足首の骨折が判明したようだ。

自身のTwitterで診断結果を明かしている。

「ものすごく困惑している」と心境を綴ったバットランド。

「できる限り早く復帰できるよう最善を尽くす」と前向きなツイートをしたが、一部のメディアでは全治3ヶ月という報道も出ており、EURO2016の出場に向け黄色信号が灯っている。バットランドだけでなく、イングランド代表やストークにとっても大打撃である…。

なお、プレミアリーグで首位を走るレスターの正GKカスパー・シュマイケルもデンマーク代表のトレーニングで負傷したという報道が出た。

しかし、これは正確ではなかったようで、後にシュマイケル本人がTwitterで声明を発表。

代表から離脱しないこと、さらにはハムストリングを痛めていないことを明らかにし、トレーニングを早めに切り上げた理由は念のための措置であったという。

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