『L'Equipe』は「リーガ・エスパニョーラのセビージャは、トゥールーズに所属している元フランスU-21代表FWウィサム・ベンニェデルの獲得を検討している」と報じた。

ウィサム・ベンニェデルは1990年生まれの25歳。チュニジアにルーツを持っているものの、フランス生まれのフランス育ちだ。

10代の頃にはフットサルのフランス代表に選ばれていたという経験も持ち、その後サッカーの方でU-21代表でもプレーしている。

170cmと小柄ながらも非常に高いテクニックを備え、両足で精度あるシュートを放つことが出来ることで知られるストライカー。

かつてはボランチやトップ下としてプレーしており、2012-13シーズンに前線へコンバートされたばかりだが、それからの4シーズンで全て2桁得点を決めているという圧倒的な安定感を持つ。

しかし今季は所属しているトゥールーズが低迷しており、20チーム中19位と降格圏に沈む。18位のGFCアジャクシオまでは勝ち点差7とかなり難しい状況である。

その中で奮闘しているベンニェデルは夏のマーケットで大きな目玉になるのではないかと考えられており、そこに目を付けたのはやはりフランスコネクションを持つセビージャ。彼らは昨年にもベンニェデルに接近しているという報道があったが、今夏も既に代理人とはコンタクトを行っているという。

また、リヨンも彼の獲得を検討しているクラブの1つであると言われており、彼らも接触は既に試みているようだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名