『Express』は「かつてレスター・シティで育った元イングランド代表FWエミール・ヘスキーは、彼らの夏のマーケットは難しくなるだろうと話した」と報じた。

レスターの下部組織で育成され、2000年にリヴァプールへと移籍するまで同チームでプレーしていたヘスキー。現在はボルトン・ワンダラーズに所属している。

クラウディオ・ラニエリに率いられた彼の古巣は今期のプレミアリーグを席巻しており、残り8試合という状況で首位に立っているほか、2位との差も開いている。

初めてのリーグ優勝に向けて大きなチャンスを得ているレスターに対してヘスキーは以下のように話し、もし夏に補強を行えば難しい状況になるかもしれないと語った。

エミール・ヘスキー

「(クラウディオ・ラニエリは大きな補強を必要としている?)

そんなこともないだろう。それは難しいよ。なぜなら、もし彼が大きな選手との契約を行ったら、それはリスクを背負うことも意味する。

哲学を傷つけるかもしれない。すでにチームの中に浸透させた考え方をね。

そして、彼はいいメンバーを持っているし、これらの選手たちは自信を持ってプレーしているし、お互いに何をしているかを熟知している。

もしチームを削ったり、変化させたり、誰かを獲得したりした場合、それが最終的にフィットするのかどうか。彼はトラブルの素を抱えることになるだろう」

「(レスターは優勝できる?)

あらゆる可能性があるよ。それは最高のチャンスだ。レスターがこれまで得た中でね。

トップチームを見ればいい。彼らは最後までに2~3の悪い試合をするだろう。通常、『2連敗してはいけない』と言うものだ。

しかし、レスターはこれまで常に強さを発揮し、高いパフォーマンスを維持してきた。そして自信を高め、それが確立され、積み重なってきた。

彼らが脱線しているようには見えない。とはいえ、ここからのプレッシャーは違ったものになるよ。今後の5試合がどうなるかはわからないね」

「(トッテナム・ホットスパーはどう?)

スパーズは現時点でとても強いチームになっているように見えるね。彼らはプレッシャーをかけ続けている。

チームのためにゴールをもたらしてくれる、ハリー・ケインのような選手を持っている。それはもっとも重要なことだ。そして、いくらか刺激的な若手選手がいる」

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名