UEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、アーセナル戦2ndレグを控えるバルセロナ。
15日、トレーニンググラウンドのあるシウタ・エスポルティバで前日練習を行っていたのだが、かわいい“侵入者”の姿があったようだ。
LIVIN' THE DREAM!
Barcelona had some special guests in training ahead of #FCBARS
More pics: https://t.co/knmIgAyTih pic.twitter.com/FNpuA2CaLQ
— FIFA.com (@FIFAcom) 2016年3月15日
ウォーミングアップが終わった頃に、3人の少年がどこからともなく侵入しピッチに現れたのだ。同施設は一般開放していないはずなのだが…一体どうやって忍び込んだのだろうか?
1stレグを0-2で勝利し大きなアドバンテージを得ているとはいえ、大一番の前日である。
チームはピリピリしているかに思われたのだが、少年たちを見た選手たちが「神対応」を見せる。
なんと少年たちを歓迎し、子どもたちとじゃれ合って見せたのだ!
リオネル・メッシがサインに応じるとアルダ・トゥランが一人の少年を担ぎ上げ、そこにバルサの選手が集まってくる。
さらに、この後が凄かった。
Arsenal are after a much needed boost from their trip to Barcelona https://t.co/DwiIZRp5Wf By @sidlowe (Pic Reuters) pic.twitter.com/X6bQ509llo
— Guardian sport (@guardian_sport) 2016年3月15日
なんと、少年たちを交えてパスゲームをしてしまったのだ!
ルイス・エンリケ監督がこれを認めたかどうかは分からないが、少年たちにとっては一生モノの思い出になったはず。むしろ、ここまでの歓迎を受けるとは思っていなかっただろう。
この様子を見ていたハビエル・マスケラーノが、後方にいたスチュワード(警備員)に向かって「いいのか?」とでも言いたげな表情を見せているのがおもしろい。
おそらくスチュワードとしては、一刻も早くに少年たちを連れ戻さねばならなかったはずなのだが…選手たちがそれを許してしまえばどうすることもできない。
結局最後はルイス・スアレスにサインをもらい、少年たちはピッチを後にしたようだ。選手としては、決戦に向け良いリラックスになったかもしれない。