『Express.de』は「ボルシア・ドルトムントに所属しているガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤングは、レアル・マドリーへの移籍に合意している」と報じた。
レアル・マドリー側は既に移籍金9000万~1億ユーロ(およそ112~124.4億円)という予算を考えており、この夏の大物として獲得する意向であるという。
現在ボルシア・ドルトムントで驚異的な得点力を示しているピエール=エメリク・オーバメヤングは、ミランのスカウトをしている父親の下フランスで生まれ、イタリアで育ったことで知られる。
しかし彼の母親はスペイン人で、マドリード郊外の出身。2014年に死去した母方の祖父に対し、ピエールは「いつかレアルでプレーする」と約束していたとも明かされている。
ボルシア・ドルトムントとの契約は2020年まで残っているものの、もし本当に移籍金1億ユーロが提示されれば、取り引きを考慮する可能性もなくはないだろう。
しかし、ボルシア・ドルトムントのSDを務めているミハエル・ツォルク氏は『Bild』に対して以下のように話し、オファーは受けていないことを明かしている。
ミハエル・ツォルク
「それはナンセンスな話だ。我々はオファーも問い合わせも受けていない」
もしこの報道が本当だとしても、少なくともレアル・マドリーはまだクラブ間での交渉には進んでいないという状況であるようだ。