先週末、数的不利にもかかわらず劇的な展開でクリスタル・パレスに勝利したリヴァプール。
一時は負傷者が続出し13人が離脱するといった緊急事態に陥っていたが、すでにフィリペ・コウチーニョやダニエル・スターリッジといった主力も復帰している。
シーズンの終盤にやっと十分な戦力が戻ってきたわけだが、選手の怪我を扱うメディカルスタッフはこんなアイテムを利用しているという。
Revealed: #LFC's new weapon in the battle against injuries https://t.co/4sS6Nli5Ie pic.twitter.com/8UajofzjCw
— Liverpool FC News (@LivEchoLFC) 2016, 3月 10
こちらは、地元紙『Liverpool Echo』が伝えたもの。
この時負傷したデヤン・ロヴレンを治療するためメディカルチームがピッチに駆けつけていたのだが、スタッフの手元にはタブレット端末が確認できる。
リヴァプールのメディカルチームでは、「myplayXplay」というシステムを使用しているのだそうだ。
これは、選手が負傷した瞬間のリプレイをいち早く見ることができるというもの。メディカルスタッフはこれを見ることで、ピッチ上で適切かつ迅速に治療を行うことができるという。
プレミアリーグで初めて導入されたシステムで、メディカルスタッフたちはタブレット端末でその映像を見ていたのだ。
リヴァプールのメディカルスタッフはこのシステムを利用し、試合中でもタブレットを用いてピッチ上の様子を隈なくチェックしているのだそう。
操作も比較的簡単であり、開発者側は将来的には様々な目的に応じたリプレイシステムとして提供したい構えであると伝えている。