『ANSA』は「イタリア代表監督を務めているアントニオ・コンテ氏は、4月に八百長事件に関係する裁判を受けることになる」と報じた。
2010-11シーズンにシエナを率いていたコンテ監督は、アルビノレッフェ戦で行われた八百長事件を関知していながら報告していなかったという疑いがかかっている。
2012年には一時10ヶ月の活動停止処分(後に控訴によって4ヶ月に短縮)を受けるなどしており、現在もまだ捜査が継続されている。
その事件に関する裁判の予定が先日決定され、4月4日から103名の容疑者を召喚して行われることが発表された。
これは長ければ5月半ばまでかかるスケジュールになると考えられており、アントニオ・コンテ監督にとってはEURO2016を前にして多くの時間を裁判に割かざるを得ない状況となる。
そして、もしこの裁判によって有罪になってしまえば、6ヶ月以上の活動停止処分、そして3万ユーロ(およそ370万円)以上の罰金が科せられるという。
現在イングランド・プレミアリーグのチェルシーと次期監督としての交渉を行っていると報じられているコンテ氏。
もし活動停止処分が下ってしまえば、プレミアリーグ進出という夢も不可能になってしまうと考えられている。