大量スコアの試合がいくつかあった、先週末のJ1第2節。
等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ対湘南ベルマーレの「SKYシリーズ」は、4-4という打ち合いでタイムアップとなった。
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【明治安田J1 1st 第2節 川崎Fvs湘南】 pic.twitter.com/g7g4Xbe4o9
— Jリーグ (@J_League) 2016年3月5日
大久保嘉人のJ1最多得点タイとなる157ゴール(翌日に佐藤寿人が更新)、日本代表合宿に招集された小林悠の2試合連続弾、さらには森本貴幸のJ1での11年ぶりゴールなど様々な話題のあったこの試合だが、湘南が決めた勝ち越しの4点目は「らしさ」溢れるものだった。
3-3で迎えた76分、ホームで白星を飾りたい川崎は敵陣のゴール近くでボールを回し攻め手を窺っていた。
この時、湘南の選手たちは全員が自陣に戻り得意の組織的なディフェンスを披露する。すると中村憲剛のクロスを石川俊輝がクリアし、湘南のカウンターに!
最終ラインからもどんどん選手が攻撃に参加。そして左サイドからのアーリークロスがファーサイドへと届き、逆サイドからオーバーラップしていた選手がこれを押し込み勝ち越しゴールとなった。
実はこのゴール、3バックの左に入っていたDF三竿雄斗からのクロスに3バックの右に入っていたDF岡本拓也が合わせたもの。なんと、カウンターでありながらセンターバックの2枚であげた得点であったのだ(もちろん他の選手の貢献度もあるが)。