この冬に英プレミアリーグ以上の資金を費やし、世界的な大物選手を数多く呼び寄せた中国リーグ。
このほど、16チームで争う中国超級(1部リーグ)が開幕を迎えた。
今月16日に行われる天津泰達vs北京国安戦を除く、開幕7試合が行われ、なんと全ての得点者が外国籍の選手だったことが話題になった。
そんななか、開幕7試合の時点ですでに5人の退場者が出ていたことも秘かに話題になっている。
▼広州富力vs河北華夏幸福
チェン・ジジャオ(広州富力)⇒イエロー2枚で93分に退場
ルオ・センウェン(河北華夏幸福)⇒イエロー2枚で43分に退場
▼河南建業vs上海上港
ヤン・クオ(河南建業)⇒イエロー2枚で91分に退場
▼石家荘永昌vs遼寧宏運
チェン・タオ⇒(遼寧宏運)⇒イエロー2枚で78分に退場
▼重慶力帆vs広州恒大
リュ・ユ(重慶力帆)⇒イエロー2枚で91分に退場
一発レッドカードこそなかったものの、4試合で5人が退場になっている。そして、得点者とは対照的に5人全員が中国人選手であった。プレーする総数からすれば何ら特別ではないが。
リーグやジャッジの差異があるのであまり意味はないが、同じく開幕したばかりのJリーグではどうだったのかを調べてみた。
開幕節はJ1(9試合)、J2(11試合)ともに退場者はゼロ。第2節を終えた時点でも、退場者はJ2ギラヴァンツ北九州のDF寺岡真弘(レノファ山口戦で2枚のイエローカード)のみという結果であった。
そう考えると、開幕7戦で5人退場はやはり多いといえそうだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ