『Corriere della Sera』など各メディアは「UEFA審判委員長を務めているピエルルイジ・コッリーナ氏は、FIFAが発表したルール改定に対してコメントした」と報じた。
先日行われた国際サッカー評議会の年次総会において大きな改革が試みられることが発表された。FIFA新会長のインファンティーノ氏による指揮の下、ビデオ副審の導入、ペナルティエリア内での決定機阻止における3重罰などに変更が加えられることが決まった。
かつて世界最高の審判として名を馳せ、現在はUEFAとウクライナサッカー連盟で審判委員長を務めているピエルルイジ・コッリーナ氏は以下のように話し、問題はあるが大きなステップを踏んだと評価した。
ピエルルイジ・コッリーナ
(UEFA審判委員長)
「もし私が今レフェリーであったならば、映像を基準にジャッジされることに不満を覚えるだろう。自分が関与できないところで、そして自分の技術とは関係ないところであるからだ。
ジャンニ・インファンティーノ会長は、我々審判はフットボールの発達を受け入れる必要があると言っていた。そして、私はそれに同意すると言った。
我々は今研究している。試合の状況に適応することが出来る方法をね。それから決定を下す。
目的は、試合の流動性を尊重することだ。ラグビーでは、テクノロジーはそれを侵す可能性があると気付かれている」