ブンデスリーガ25節、ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンの『ドイツ版クラシコ』は0-0のスコアレスドローという結果になった。
ジグナル・イドゥナ・パルクでの一戦では、試合終了後にこんな出来事があった。
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が激しい勢いで話しかけていたのは、21歳の若手MFヨシュア・キミッヒだ。以前、ペップ自身が「ほとんど私の息子だ」と評価したほどの逸材で、このところはチーム事情もありDFラインでも起用されている。
キミッヒはこの試合にもフル出場しているのだが、2人はかなり感情的になっているようにも見え、会話内容が気になるところ。そんななか、『DW Sports』ではペップが語った内容を伝えていた。
ジョゼップ・グアルディオラ(バイエルン・ミュンヘン監督)
「ヨシュア・キミッヒと話した時、私はいいことしか言っていない。
彼はディフェンスとしてはプレーできないと人々に言って欲しくない。
私はあの子のことが大好きだ。彼は完全に全てを持っている。
学ぶ意欲があり、情熱もある。彼は望むものはなんだってやれるんだよ」
DFラインでプレーしたCLユヴェントス戦では痛いミスもあったキミッヒ。ただ、この日はマルコ・ロイスやピエール・オーバメヤング相手に奮闘を見せており、ペップなりの期待を込めた叱咤激励ということだろうか。