今週末、マンチェスター・シティとのキャピタルワンカップ決勝に臨むリヴァプール。
リーグ戦では未だ不安定な戦いが続くが、ダニエル・スターリッジやフィリペ・コウチーニョといった主力も徐々に復帰を果たしており、タイトルの獲得がチームに大きな自信を与える可能性は十分にある。
#RoadToWembley - SF 2nd leg: This was the moment @LFC sealed their #CapitalOneCupFinal place by beating @stokecity. pic.twitter.com/opGrInpgd5
— Capital One Cup (@CapitalOne_Cup) 2016, 2月 22
そんなリヴァプールだが、今季ここまで安定して結果が出ない要因として挙げられているのがセットプレーでの守備だ。
特にコーナーキックから多くのチャンスや失点を喫しているようで、『This is Anfield』がこんな5つのデータを紹介していた。
- リヴァプールはコーナーキックから8失点している。これはリーグ最多
- リヴァプールが与えたコーナーキックがチャンスに結びつく割合は25.8%。これはリーグで6番目に高い数値
- リヴァプールは15本に1本のペースでコーナーキックから失点している。これはリーグ最低の数値
- リヴァプールと対戦するチームは、22.2%の割合でコーナーキックからゴールしている。これはリーグで2番目に悪い数字であり、リーグ平均のおよそ2倍(11.9%)
- リヴァプールと対戦するチームが蹴るコーナーキックの85%は、ペナルティエリア内に直接飛ぶ
こちらは、今シーズンのプレミアリーグの第26節までに確認された全てのコーナーキックから守備的なデータを抽出したものだ。
これだけを見ても、リヴァプールがいかにコーナーキックに弱いかが分かる…。4本に1本の割合でチャンスを作られ、コーナーキックから失点する割合はリーグ平均のおよそ2倍であるという。
リヴァプールといえば、先日シャルケDFジョエル・マティプとの契約を発表した。
加入は来夏からであるがマティプは195cmという長身であり、こうした問題を解決するための手段の一つであるのかもしれない。