『Herald Scotland』は「セント・ジョンストンに練習参加していた元フランス代表MFジュリアン・フォベールは、その予定を切り上げてチームを離れた」と報じた。
Real Madrid, West Ham, Bordeaux...
Julien Faubert's heading to the Scottish Premiership https://t.co/zPwdRdtQxq pic.twitter.com/U0ptHse6cO
— BBC Sport (@BBCSport) 2016, 2月 16
かつてボルドー、ウェストハム、そしてレアル・マドリーなどでプレーしていたことで知られるジュリアン・フォベール。
その快足から「TGV」との愛称も付けられていた選手であったが、レアル・マドリーではほとんど活躍出来ず、半年間でチームを去っている。
2006年にはフランス代表に選出されてデビュー戦でゴールを決めるも、その後招集はなし。一昨年にはマルティニーク代表にデビューして大きな活躍を見せたことで話題になった。
彼は昨年ボルドーとの契約が満了になった後はフリーエージェントとなっており、先日からスコットランド・プレミアリーグのセント・ジョンストンに練習参加。
リザーブチームでのハーツ戦には45分出場して好プレーを見せるなど契約に向けて良い流れで来ていたが、どうやら彼は予定を切り上げてチームを離れてしまったらしい。
監督を務めているトミー・ライト氏は記者会見で以下のように話し、フォベールが去った理由は他のオファーと寒い気候だと答えた。
トミー・ライト
(セント・ジョンストン監督)
「ジュリアン・フォベールは戻って行ってしまったよ。彼はいくつかのオファーを持っていた。私は、おそらくアメリカにもう1つの誘いがあったのだと思っている。
彼が去って行った理由については、私は完全に理解しているよ。彼は本当に良くやってくれていたし、素晴らしいプロフェッショナルだった。
しかし、いくつか他のオプションがあった。それはおそらく、もっと暖かい気候が魅力的だったのだろう」