22日に行われたイタリア・セリエA第26節ナポリ戦で、ミランの本田圭佑が同点ゴールを演出した。

序盤から勝利すればユヴェントスを抜き首位に返り咲く2位ナポリがテンポよくボールを回し、36分にロレンツォ・インシーニェが決めて先制する。

チームが劣勢のなか、前節ジェノア戦で約1年4か月ぶりにリーグ戦でのゴールを決めた本田も見せ場を作れなかったが、前半終了間際に貴重な仕事をやってのける。

44分、本田が右サイドから鋭いボールを中央へ供給すると、ナポリのDFはこれをクリアしきれず、最後はジャコモ・ボナヴェントゥーラが見事にダイレクトで合わせた。

完全に主導権を握りながら同点に追い付かれたナポリ。後半もほぼ一方的に攻め込んだが、ミランの粘り強い守備にフィニッシュでの不運も重なり、試合はそのまま1-1の引き分けで終わっている。

本田は右サイドでフル出場。アシストこそ付かなかったが攻守に精力的なプレーを見せ、敵地での勝ち点1獲得に貢献している。

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