『ESPN』は「チェルシーの監督を務めているフース・ヒディンク監督は、チャンピオンズリーグ出場権の獲得がなくても補強をすべきだと話した」と報じた。
ジョゼ・モウリーニョ氏の後を継ぐ形でチェルシーの監督に就任し、12月から指揮を執ってきたヒディンク監督。
それからチームは無敗を続けている一方で引き分けが多く、上との差はむしろ広がってしまっている状況にあった。
ニューカッスル戦前の取材に応えたヒディンク監督は以下のように話し、今季の結果はともかくとして、野心をもたらすために補強が必要だと訴えた。
フース・ヒディンク
「もしプレミアリーグの他のクラブを見れば、更なる経済的な可能性を獲得し、TV放映権料の収入を使ってメンバーをより強くしていることが分かる。
そして、それは今やらなければならないものだし――彼ら(チェルシー)はそれをするだろうと確信している。プランは非常に競争的なものになるだろう。
来年チャンピオンズリーグに出ないとしても、クラブは選手に野心を与えなければならないのだ」
「(監督になってから無敗だが、6つの引き分けによってトップ4との差は広がっている。来季の指揮は?)
これは成功ではないね。しかし、失敗とも言いがたい。
成功があるとすれば、我々が今後2つのカップ戦で決勝に進出したときだ。それは大きな成功になるだろうが、もちろん簡単なものではない。
私がここに来た時からいくつか敗戦していれば、それは失敗だっただろう。しかし、それもなかった。
春に入って、このクラブが求めるものを達成できるように願っているよ」